35歳から太りやすくなる

・35歳になって急に痩せなくなったんだけど・・・
・今までと生活スタイル変わってないのに・・・
・どうすれば痩せる?

このような悩みを抱えているのではないでしょうか?

私たちの身体は年々基礎代謝が低下していくため、今までと同じような生活をしていると太ってしまうということなのです。

基礎代謝については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

痩せるためにと食事を量を減らすと筋肉が減ってしまい、逆に痩せにくい体になってしまうこともあります。

35歳を境に太りだした、痩せにくくなったと感じている方に原因や対処法を詳しくお伝えしていきます。

35歳から太りやすくなる理由

35歳になり急に太りだした大きな要因は、基礎代謝の低下が大きな要因であると考えられます。

とはいえ、35歳と言うと仕事でも重要なポジションを任され、家庭との両立も大変な時期ですから、ストレスが太りやすくなる原因の一部だとも考えられます。

というのも、私たちの身体は過度なストレスによりホルモンバランスが崩れ食欲が増してしまうのです。

例えば、ストレスで暴飲暴食してしまうことがありませんか?甘いものを欲したり、ラーメンやとんかつなどこってりしたものを食べたくなったり。

これらは、ストレスからくるホルモンバランスの乱れだということです。

とはいえ、ストレスを完全に取り除くことは難しいので、ホルモンバランスを整えながら、基礎代謝も落とさないようにすることが大事になってきます。そのためにも、生活習慣の見直しをすることが必要です。

まずは、太りやすくなる理由を詳しくみていきましょう。

基礎代謝の低下

先ほども述べましたが、「太りにくい体」をつくるためには基礎代謝をアップさせる必要があります。

基礎代謝とは、生命を維持するために必要な最小のエネルギーのことで、基礎代謝量は成人で1日1,200~1,500kcalと言われています。この基礎代謝量は、1日の消費エネルギーの6~7割を占めています。

※ちなみに人間の1日の総エネルギー消費は、基礎代謝、生活活動代謝、食事誘発性熱産生の三つで構成されています。

この基礎代謝量は男性は18歳、女性は15歳ぐらいをピークに年齢と共にどんどん低下し筋肉量も減っていくため、毎日規則正しい生活を送っていたとしても30代を越えると太りやすくなってしまうということです。

つまり、20代の頃と同じ食事量で運動量が減っているのであれば、太ってしまうのも仕方のないことなんですね。

太らないようにするためには、筋肉量を増やし基礎代謝を向上させる必要があるともいえますね。

関連記事:痩せるには基礎代謝を上げる必要がある!筋肉量を増やすことが大切!

運動不足

30代になると仕事も多忙になり、それに加えプライベートでの変化もあり忙しい時期ですよね。自然と運動する時間も減ってきているのではないでしょうか。

基礎代謝が落ちている今、筋トレなどで筋肉量を増やすことに努めなければどうしても太ってしまうということです。

1日にどのくらい歩いていますか?時間や歩数を計測してみてください。家と会社の往復だけであれば、運動不足だということです。

通勤時間や家で簡単にできるエクササイズを後ほどご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

タンパク質の不足

きちんと運動もしているし、食事の管理もしているのに太ってしまうのは、たんぱく質が不足していることが原因かもしれません。

というのも、筋肉の元はたんぱく質なので、筋トレを頑張ってもたんぱく質が不足していると筋肉がつくられないということなのです。

筋肉がつくられないということは基礎代謝がアップしないので、結果的に痩せにくくなってしまうということです。

成人女性ですと、1日に50gのたんぱく質を摂取する必要があると言われています。だいたい、お肉(牛、豚、鶏)100gに20gのたんぱく質が含まれているので、1日50gのたんぱく質を摂取するには結構な量を食べなければいけません。

それだけの量を摂取するのは大変なので、手っ取り早くタンパク質が摂れるプロテインを飲むということです。

折角飲むならタンパク質がしっかり摂れて飲みやすいものが良いので、こちらのザバス(SAVAS) ホエイプロテインはおすすめです。

続けて飲むと効果も出てくるので、まずは試しに飲んでみるといいと思います。

参考記事:痩せてきれいになるならソイプロテインがいい!選ぶときの注意点とは

不規則な生活

夜遅くまで起きていて寝不足であったり、深夜まで飲むことが多かったり、朝から食欲もなく体が重いという生活をしていたら、太りやすくなってしまっても仕方のないことです。

睡眠不足は、太る原因にもなると言われています。

というのも、睡眠不足が続くと食欲を抑制するホルモンである“レプチン”の分泌が減り、食欲が増すホルモン“グレリン”が増加し、ホルモンバランスが崩れてしまうからです。

グレリンの分泌が増えると食欲が増し食べ過ぎるだけでなく、高脂肪食や高カロリー食を求めがちになるといわれています。

恐ろしいことに食欲のコントロールがしにくくなるのです。

もし、あなたの食欲が止まらないというのであれば、睡眠時間が足りていなかったり、質の悪い眠りになっている可能性があります。

睡眠とダイエットの関係についてまとめた痩せるには質の良い睡眠が大事!ひたすら寝るだけでもカロリーを消費する!を参考にしてみてください。

暴飲暴食してしまう時は、不規則な生活になっていることがあるので、最近の生活を思い返してみてくださいね。

自分を見つめなおすこと

「急に太りだした体を何とかしなきゃ!」とダイエットに励もうとしているかもしれませんが、ご自身にあったダイエットをする必要があります。

というのも、流行のダイエットを行ったところで体質に合っていないダイエットであれば、効果が出にくくなってしまうからです。

周りが糖質ダイエットを始めたからそれやろう!と始めたところで、あなたの太りだした原因が糖質でなければ、糖質制限ダイエットをしても思ったような効果が得られないということです。

めちゃくちゃ運動を頑張っている人が、さらに運動の負荷を増やしたとしても痩せるのが難しいのと一緒です。運動しているのに痩せられない場合は、食事を見直した方が効果が出やすかったりします。

水太り気味の人が毎日2リットルの水を飲んだ方が良いと聞いて飲み続けても痩せられないと思いませんか。

そのような方は、まず体内に溜め込んだ水を排出する必要があるので、そのような効果のある食べ物を食べたり、運動したりと方法は人によって変わるのです。

ですので、ご自身の生活習慣を洗い出し、自分に合ったダイエットをすることをおすすめします。

生活に取り入れるべきエクササイズ

ここでは、無理をせずに簡単に取り入れることができるエクササイズについてお伝えしていきます。

普段の生活に少し運動をプラスするだけで、簡単に痩せ体質へと変身することができてしまうのです。しかも誰もが一度はやったことのあるものばかり。

ジムにいって運動したくない、時間がないという方は、こちらのながらトレーニングを取り入れてみてください。

つま先立ち

つま先立ちというのは、そのままの意味で電車の中や家の中でつま先立ちで過ごすということです。

とてもシンプルですぐにでも始められそうじゃないですか?

というのも、つま先立ちをすることでバランスを取ろうとするのでインナーマッスルが鍛えられ、自然と全身を鍛えることにつながります。

日頃、前屈み気味の方は、つま先立ちをしようとすると前に倒れそうになると思いますが、数日すれば慣れてきます。

つま先立ちで、ふくらはぎの筋肉が鍛えられると同時に、大臀筋(おしりの筋肉)、前脛骨筋(脛の前面)、腹筋も鍛えることができます。

ここでポイントとなるのが、つま先立ちになったときに重心が外側(小指)に逃げないようにすることです。重心が外側になってしまうと、腹筋もあまり使えず太ももや脛の外側に筋肉がついてしまいます。小指よりも親指の方に力を入れて立つようにしてみてください。

ふくらはぎは第二の心臓と言われているほど大事な筋肉なので、ここが凝っていたり弱っていると代謝が落ちてしまうので太りやすくなります。

すぐに始められることだと思うので、ぜひやってみてください。

ウォーキング

有酸素運動で有名なウォーキングですが、脂肪燃焼効果があります。脂肪を燃焼することで痩せやすくなるので、有酸素運動はおすすめです。

そして、歩くという行為は毎日行うことでもありますよね。通勤時間で歩く距離を少し伸ばしてみるのはどうでしょうか?

脂肪燃焼は、ウォーキングをスタートさせてから20分後に始まると言われていますので、少なくとも20分は歩くようにしてみてください。

職場にスニーカーを持っていき、昼休みにウォーキングを取り入れてみるのもいいですね。

帰宅時に最寄り駅の一駅手前で降りて、家まで帰るでもいいと思います。こちらも簡単に始められると思うので、今から20分ウォーキングをしましょう!

関連記事:夜のウォーキングを始めて痩せた!ダイエット効果のある歩き方とは?

スクワット

ダイエットの効果がすぐに欲しいという方に欠かせないスクワット。一般的でとても効果のあるトレーニングになります。

というのも、スクワットをすることで、大腿四頭筋(太ももの筋肉)、大臀筋(おしりの筋肉)、ハムストリング(太もも裏の筋肉)と全身の中でも最も大きな筋肉を鍛えることができるからです。

大きな筋肉を鍛えるということは基礎代謝量もアップするので、痩せやすい体質になり効率的に脂肪燃焼をすることができます。スクワットはダイエットにおいて欠かせないトレーニングなので、是非取り組んでみてください。

しかし、スクワットは正しい姿勢で行わないと膝を痛める原因にもなってしまいます。膝の曲げ伸ばしの際に膝の角度を間違うと膝への負担が大きくなってしまうからです。(膝は90度に曲げること!)

ちなみに、スクワット15回は腹筋500回に匹敵するそうです。スクワットは本気でやるべきです。

そして、最強トレーニングのスクワットはオフィスでもできますよ。

デスクの椅子に座るときに、すぐに座らず空気椅子のようなポーズで5秒キープするだけ。

椅子に腰かけているのと変わらない感じでやってみてくださいね。椅子からお尻を5㎝程度浮かせてやってみてください。

椅子に座るタイミングですれば、1日に何回もトレーニングすることができるはずです。

まとめ

35歳という年齢は、代謝も落ちてきている時期なので積極的に運動を取り入れていきたいですね。

筋肉量が増えれば基礎代謝がアップし、痩せやすい体に変化していきます。代謝がアップするということは、消費エネルギーが増えるということですので、同じウォーキングでも効果が異なるということなのです。

太りだしたからといって痩せないわけではありませんし、どんなに代謝が落ちていたとしても痩せ体質に変わることはできます。

運動したらタンパク質を摂取するということを忘れないでくださいね!太らない体質になるためにはタンパク質がとても重要です。

人気があり運動後に必要なタンパク質を摂取できるザバス(SAVAS) ホエイプロテインはおすすめです。

今からでも遅くないので、ご紹介した運動を生活に取り入れてみてください。

即効で痩せる方法はないので、一緒に頑張りましょう!