ダイエットをしてるのに思うように結果が出ないのは、身体の硬さが原因かもしれません。
というのも、身体が硬いということは、体の可動域(動かすことのできる範囲)が狭くなり、その分筋肉も硬くなっているので血行が悪くなり、痩せにくくなるからです。
体の柔軟性が高まれば、血行も良くなるので肩こりや腰痛の解消にもつながりますし、ケガをしにくい体になっていきます。
柔軟性を高めるだけで痩せやすい体質になるので、お風呂上りのストレッチやマッサージを行い柔軟性を高めていきましょう!
Contents
身体が硬いことによるデメリット
ここでは、身体が硬いことで起こる弊害についてお伝えします。
「別に痩せれれば、身体は硬くてもいいや~」と思っているかもしれませんが、体が硬いことによるデメリットがいくつかあるので参考にしてください。
冷えやむくみの原因となる
身体が硬いと血液の流れが悪くなるので、代謝が落ちてしまいます。そのため、必然的に太りやすくなるのです。
代謝が落ちるということは余分な水分を排出できなくなる(汗をかきにくいなど)ため、むくみの原因につながります。
そして、血液が全身に巡りにくくなっているということは、血行不良が起きているということなので末端冷え性の原因になるということです。
太りやすくなる
体が硬いということは、筋肉が固まってしまっているということです。
筋肉が固まっているとそれだけ可動域が狭くなってしまうので、代謝が悪くなり痩せにくく太りやすくなるのです。
というのも、 筋肉は血液の流れを促す働きをするため、筋肉が硬いとその働きも鈍くなり血行が悪くなってしまうからです。
筋肉が柔らかくなると全身の血流が良くなるため代謝アップにつながり、痩せやすくなるということです。
なので、まずは筋肉を柔らかくすることから始めてみましょう。簡単に筋肉をほぐせるフォームローラーは使いやすいので、試してみてください。
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フォームローラーにも種類が色々あり、中には痛すぎて使えないものがあるのですが、こちらのものは程よい硬さで絶妙な気持ちよさです。
毎日5分でもいいのでフォームローラでコロコロしてみてください。肩こり解消にも覿面です。
疲れやすい原因となる
筋肉が硬くなることで、凝り、疲れやすいなどの症状が出やすくなります。
というのも、体が硬く血流が悪いと、肩・首のコリ、疲労が溜まりやすくなってしまうからです。
そして、血液循環が悪いことで栄養や酸素が行きわたりにくく、体全体の老廃物や毒素がスムーズに排出されにくくなってしまうなどがあります。
柔軟性を高めて痩せやすくなる方法とは
身体は硬いよりも柔らかい方がいいということになります。体が硬いことによるメリットはありませんからね。
身体が柔らかくなれば、身体を動かすのも苦ではなくなるので、ますます体の柔軟性が高まっていきます。
柔軟性を高めるのは簡単で、身体を動かすようにすれば良いだけなのです。筋肉は動かさなければ、どんどん固まっていってしまいます。しかし、身体は形状記憶なので、日頃から筋肉を動かすようにすれば体は変わっていくのです。
肩甲骨周りを動かす
肩甲骨周りにある「褐色脂肪細胞」を活性化させることで、脂肪燃焼効果を高めることができます。
この褐色脂肪細胞は首周り、脇の下、肩甲骨の周り、腎臓など限定された場所にのみ存在します。体内のエネルギーを熱に変え体温を保つ働きがあるので、脂肪が燃焼されやすくなり、痩せやすい体になるのです。
肩甲骨の可動域が狭いと肩こりや頭痛の原因にもなりますし、正しい姿勢で過ごすことができなくなってしまいます。今は良いかもしれませんが、年を取ると共に体に悪影響を及ぼすので、今のうちから肩甲骨周りをほぐしておくことがおすすめです。
まずは、あなたの肩甲骨周りの状態をチェックしてみましょう!
- 両手と両ひじを顔の前で合わせることができる?
両手、両ひじを胸の前でぴったりとくっつけて、ひじを鎖骨ラインに来るまで引き上げてみる。 - 背中で対角線上に両手をつかむことはできる?
反対側も同様にできればOK。両手がつかめないと肩甲骨まわりが硬くなっている可能性が大きいです。左右でつかみやすさが異なる場合は歪んでいる可能性があります。
- 背中で合掌ができる?
肩甲骨の間に手が来るようにして、背中で合掌をしてみる。両手がぴったりとくっつけばOK。
上記3つの中でどれかができればOKです!全てできれば素晴らしい★
今はできなくてもできるようになってくるので、安心してくださいね。
- タオル両手で持つ。
- 持つ手を肩幅より少し広めにし、腕を頭上に伸ばす。(肘はまっすぐ伸ばします)
- 頭上に伸ばした腕を肘を曲げながら、後頭部側へ下ろす。
- 首の後ろあたりまで腕を曲げたら、また頭上へ伸ばす。
- この動作を10回繰り返す。
太もも裏を柔らかくする
太ももの裏側にあるハムストリングスという筋肉は、骨盤の坐骨と大腿骨からひざの下の裏側へとつながっています。前屈が苦手という方は、ハムストリングスを伸ばすことで前屈がしやすくなります。
また、ここの筋肉は全身の中でも大きな筋肉になるので、柔軟性を高め筋肉を柔らかくしておくことで、脂肪燃焼効果も高まってきます。
太ももの前側が張ってしまう方は、太ももの裏(ハムストリングス)を伸ばすことで太もも前側の張りもなくなってきます。つまり、足の形も変わってくるということです。
太もも裏のストレッチ方法についてお伝えします。
- 両脚を腰幅にしてまっすぐ立つ
- 両手を腰にあて前屈する
- この時、太ももとお腹がピタッとくっつくようにする。(太ももとお腹がくっつくまで膝を曲げて良い。)
- この状態で呼吸を行い、お腹と太ももが離れない範囲で少しずつ膝を伸ばしていく。
- 膝を伸ばすときに太もも裏が伸びているのを感じる。
ふくらはぎをほぐす
ふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれており、下半身の血液を上に送るポンプのような働きをしています。そのため、ここが硬くなってしまうと、老廃物が溜まりやすくなり、脂肪も蓄積され痩せにくくなります。
ふくらはぎがカチカチで老廃物が溜まっていると、それだけで足が太く見えてしまいますからね。ふくらはぎをストレッチし、柔らかくするだけで細くなるということです。
ふくらはぎが冷えることで硬くなることもあるので、お風呂でもみほぐしたり、お風呂上りにマッサージするようにしてみてください。
ふくらはぎを柔らかくするのに一番良い方法は、マッサージをすることです。ふくらはぎを引き締めるために筋肉をつけることも大切ですが、その前に凝り固まった筋肉をほぐして柔らかくすることが大切になります。
- ベットの上で仰向けになる
- 両膝を立てる
- 右足のふくらはぎを左膝の上にのせる
- 右ふくらはぎを左膝に押し当てながら、ゆっくりと上下に動かす
- 反対側も同様に行う
気持ちの良い強さで左右10回ずつ行ってください。初めは硬くてスムーズに動かせないかもしれませんが、毎日やっていくと少しずつ柔らかくなっていきますよ。
とはいえ、毎日マッサージをしていると手も疲れてきてしまうんですよね。なので、もっと気軽にほぐしたい方はフォームローラーを試してみてください。
ふくらはぎだけでなく全身に使えて体が気持ちよく伸びるので、この気持ちよさをぜひ体感して欲しいです。
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股関節周りを柔らかくする
日常生活であまり大きく動かすことのない股関節周りですが、この部分には太い血管と大きなリンパ節があります。
ここが固まると腰痛やむくみ・冷え、骨盤のゆがみ、骨盤のゆがみは肩や背中のコリの原因にもなります。
股関節周りにほどよい刺激を入れることで、全身の血液とリンパの流れが促進され代謝も良くなりむくみ・冷えの改善や、だるさ軽減・疲労回復にもつながります。
- 床に座り両膝を曲げて、両脚を外側に開く。
- 両脚裏同士をくっつけて手で足首を持つ。
- 背筋を伸ばす
- 息を吐きながら、膝を床につけるようにする
- 痛みを感じないギリギリのところで30秒キープ
- 両手で外側から足を支えながら閉じる(体育座りの状態になる)
程よい刺激が股関節に残っていると思います。これをお風呂上りに続けると少しずつ股関節周りが柔らかくなっていきます。
膝を床につけるときは、背中が丸まらないように注意しましょう。
まとめ
柔軟性を高めた方が良い理由についてお伝えしました。筋肉は使わないと衰えていきますし、固まってしまいます。
柔軟性が高まることで血流が良くなり代謝アップにつながります。特に肩甲骨周りは柔らかくしておくことをおすすめします。
肩甲骨周りに褐色脂肪細胞があるので、ジムなどでトレーニングをする前にこの部分をしっかりと動かし温めておくと、脂肪が燃えやすくなりますよ。
柔軟性が高まることで姿勢も良くなりますし、将来ケガをしにくい体になっていきます。急に体は柔らかくなるわけでもないので、毎日少しずつ柔軟運動をしてみてください。
無理にやろうとすると身体を痛める原因になるので、注意してくださいね。
柔軟性を高めて美しい身体を手に入れましょう!