ダイエットをしたいと考えている方で、青汁ダイエットをしてみようかと悩んでいる方もいるでしょう。
「青汁ダイエットってどんな効果があるの?カラダに良さそうだけどマズそう・・・」というイメージの方が多いのではないでしょうか。
美味しくなさそうなイメージの青汁ですが、その栄養価は高いので多くの方に注目されていますし、ダイエット以外の効果も期待できそう。
青汁ダイエットで痩せるためには、生活にどのように青汁を取り入れていけばいいのか具体的に解説していきます。
青汁ってどんなもの・・・?
健康のために飲まれることの多い青汁ですが、栄養素やカロリーが気になるところですよね。
青汁を飲みやすくするためにたくさん砂糖が入っていたら嫌だなというのが正直なところでもあります。
しかし、この青汁。栄養価はとても高いようです。痩せるためだけでなく健康のために飲むと良さそう。
青汁の原料として有名なのは、「ケール」「大麦若葉」「明日葉」の3種類ですが、どんな栄養素を含んでいるのでしょうか。
青汁について詳しくみていきましょう!
青汁の栄養素
以前の青汁はケールというキャベツに似た野菜が主な原料で、栄養価は高かったものの苦味や青臭さが強かったので、「美味しくなさそう」というイメージがあるのではないでしょうか。
そういえば、「マズイ、もう一杯」という青汁のCMがあったような・・・?
色はグリーンスムージーのようで、いかにも体に良さそう!って感じが私はします。見た目もあまりそそられるものではないですよね。
しかし、このマズそう(失礼)な青汁には、食物繊維・ミネラル・ビタミン・酵素などが豊富に含まれていて、これらの栄養素を一度に補えることが大きなメリットでもあります。
今では、ケールだけでなく大麦若葉や明日葉などが使われるようになり、飲みやすさがアップしています。また、抹茶やフルーツ、蜂蜜を入れることで、野菜嫌いの人でもおいしく飲めるように改良されています。
青汁に使われるケール、大麦若葉、明日葉の栄養価の高さはスゴイと言われています。健康に良いものがたっぷり含まれているので、早速ご紹介していきます!
ケール
アブラナ科の植物で栄養価が豊富なため「野菜の王様」「葉野菜の女王」とも呼ばれています。
キャベツに似ていますが、原種に近いため野菜本来の栄養素がたっぷり詰まっているのです。その代わりに苦みや青臭さが強いという特徴があります。
- ビタミン:ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンE等
- ミネラル:カルシウム、葉酸
- ポリフェノール:クロロフィル等
- アミノ酸:GABA、タンパク質等
- 食物繊維
- メラトニン
- ルテイン
大麦若葉
イネ科の植物「大麦」の若い葉っぱのことです。大麦若葉は青汁の主原料としてよく用いられます。青臭さがなく抹茶のような風味があるため、飲みやすい青汁に仕上がります。
大麦若葉を原料とした青汁は飲みやすいので、苦みが苦手な方や子供でも飲むことができると思います。
- ビタミン:ビタミンB1、ビタミンC等
- ミネラル:カルシウム、カリウム等
- 食物繊維
- 酵素
- ポリフェノール
明日葉
日本原産のセリ科の多年草です。名前の由来は「今日摘んでも明日には新しい芽が出てくる」というところからきています。
見た目はスーパーで売られているセリによく似ていますが、栄養素の含有量・種類は明日葉がトップクラスだといえます。日本人に不足しがちなビタミン、ミネラルが豊富。
明日葉を切ると出てくる黄色い汁には「カルコン」が含まれています。これは明日葉にしか含まれないポリフェノールの一種で、美容・健康効果で注目を集めています。
- ビタミン:ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群、ビタミンC等
- ミネラル:カルシウム、カリウム、ナトリウム、鉄等
- ポリフェノール:カルコン、クマリン等
- 食物繊維
青汁に使われる代表的なものをご紹介しましたが、それぞれ栄養素が異なっています。
これからの青汁がダイエットにどのような効果をもたらすのかは、後ほど解説していきますね。
青汁のカロリー
青汁を水で割った場合のカロリーは、10~15kcalです。野菜ジュースが1杯50kcalであるのに比べると、低カロリーですね。
というのも、野菜ジュースの場合は、カロリーが比較的高めのフルーツや糖質が多い野菜が使われているためです。
また、飲みやすいように牛乳や豆乳、飲むヨーグルトなどで割った場合でも45~70kcalと野菜ジュースとあまり変わりません。水で飲むよりもカルシウムやタンパク質も同時に摂ることができますし、何より美味しくなります。
青汁の効果
「痩せるのに青汁は効果的なのか!?」ということが最も気になることではないでしょうか?
結論をお伝えしますと、青汁だけ飲んでも痩せることはできません。
むしろエネルギー不足に陥ります。栄養素を見てもわかるように、栄養補助食品的な役割を果たしてくれます。だって生のケールをたくさん食べるって結構辛くないですか?
たまにサラダバーで見かけることがありますが、そんなにたくさんは食べられませんよ。そのために青汁で補うということです。
青汁の効果としては、このようなことが期待できます。
- ダイエット効果
- 便秘対策
- むくみ改善
- 美肌効果
- 生活習慣病対策
青汁を飲むことで腸内環境を整えることができるので、便秘解消や美肌改善につながってきます。
便秘が解消することでお腹周りがスッキリし、体重が減少することも期待できますね。
痩せる青汁の飲み方
青汁を飲むだけでは痩せることは出来ませんが、身体の内側からキレイになり痩せやすい体質になることはできます。
というのも、青汁を飲み便秘が解消するだけでもワンサイズ小さい洋服が着れるようになったりしますから。
そんな青汁をダイエットで取り入れるときにとても大切なのが、飲むタイミングなのです!飲むタイミングで効果は変わってきます。
青汁を飲むのにおすすめのタイミングは、朝食時や食前になります。
というのも、青汁には食物繊維がたっぷりと含まれているため、糖質の吸収を穏やかにし、血糖値の急上昇を抑える働きがあるからです。
食前に青汁を飲んで血糖値の急激な上昇を抑えることができれば、その後食べたものが脂肪に変わりにくくなるのです。
また、食前に良質な栄養素を摂取すると、満腹感が得られて食事量が減ります。
間食の代わりに青汁を豆乳で割ることで、牛乳よりもカロリーを抑えられますし、ジュース感覚で飲むことができます。豆乳に含まれるイソフラボンで女性らしさを保つこともできますよ。
まとめ
青汁は、大麦若葉やケールなど選りすぐりの野菜の搾り汁によって作られたドリンクです。
ダイエット中に不足しがちな栄養素を補ってくれるだけでなく、整腸作用や美肌効果にも優れています。食前に青汁を飲むことでダイエット効果も高まります。
最近の青汁は口当たりがよいので、緑茶の代わりに青汁を飲んだりしています。飲むだけで健康になっている気がするから不思議。
気軽に青汁は手に入るので、生活の一部に青汁を取り入れてみてはいかがでしょうか?
便秘やむくみが解消するだけで身体が軽くなりますので、痩せるための筋トレやランニングなどの運動にも力がはいりますよ!