「痩せたいけど運動は苦手」と思っている方は、ストレッチをすることをおすすめします。
というのも、ストレッチをすると血流を良くすることができるので、肩こりやむくみ解消の改善になり、ダイエット効果を得ることができるからです。
むくみが改善されるだけで、身体がスッキリしてきますからね。
これからご紹介するストレッチ方法を1日1分でもいいので、やってみてください^^
Contents
ストレッチのダイエット効果
ストレッチで痩せるイメージがないかもしれませんが、凝り固まった体をストレッチでほぐすことができるので、ダイエット効果はあります。
運動が苦手な人はストレッチで痩せやすい体質作りをすることをおすすめします。
基礎代謝アップ
基礎代謝を高めることはダイエットにおいてすごく重要なこと。
というのも、基礎代謝は寝ている間やご飯を食べているときにも消費するエネルギーなので、この基礎代謝を高めなければ痩せることができないからです。
しかし、全身の筋肉が凝り固まっていると血行が悪くなるため、基礎代謝を低下させる要因になります。
日頃からストレッチをして体をほぐしておくことで、血行が良くなるので基礎代謝が高まり痩せやすい体質づくりができるのです。
脂肪燃焼効果アップ
体の凝りやむくみにより脂肪が燃えにくくなるのですが、その原因は血行不良にあります。
デスクワークに限らず、立ち仕事やドライバーのような仕事でも、同じ姿勢で長時間いることで体は凝ってしまいます。
そうすると、血行不良を起こし代謝が悪くなるので脂肪も燃えにくくなってしまうのです。
ストレッチを行うことで血行不良が改善されれば、脂肪燃焼効果も高まっていくのです。
痩せホルモンが分泌されやすくなる
痩せホルモンとは、脂肪を分解するダイエットの味方になるホルモンです。これは、夜10時~深夜2時の4時間に最も分泌されます。
寝る前に体をほぐしておくことで、自律神経のひとつである副交感神経が優位になり、寝付きが良くなり睡眠の質が向上します。
脳をしっかり休めて成長ホルモンの分泌を活発化することで、脂肪がつきにくい体を作ることに繋がります。
【実践】寝ながらストレッチ
ストレッチにおけるダイエット効果がわかったところで、寝ながらできるストレッチ方法についてお伝えします。
1日1分で良いので、早速やってみましょう。
ゴキブリ体操
最初にご紹介するのは、寝ながらできるダイエットの王道ストレッチである「ゴキブリ体操」です。
名前を聞いて「えっっ!?」と思ってしまうかもしれませんが、むくみやインナーマッスルの強化、冷え性や肩こりの改善効果が期待できます。
仰向けになって脚と腕を上げて、ぷるぷる震えさせるだけでの簡単なストレッチなので、寝る前にベッドや布団の上で行ってみましょう。
- ベットや布団の上で仰向けになる
- 両手・両脚を90度にして、まっすぐ上げる
- 両手と両脚をぷるぷると小刻みに震えさせる
- 約1分間行う
- おわり
両手・両脚を小刻みに動かすのがポイントです。小刻みでないとあまり意味がありません。
足のむくみも取れて美脚効果もあるのでぜひやってみてください。腹筋も使うのでお腹も引き締まりますよ~!
太もも前側ストレッチ
太ももの前側の筋肉を伸ばすストレッチになります。
脚を曲げるだけのストレッチなので、体が硬い方も取り組みやすいストレッチになります。お風呂で体を温めた後に行うことでより伸びを感じやすくなります。
- 布団やベットの上にうつ伏せになる
- 右手で右足の甲を持ち、右ひざを曲げてかかとをお尻の方に近づける
- イタ気持ちいところで20秒キープする
- 右手右足を解放し、今度は左側も行う
体の力を抜いて呼吸をしながらリラックスした状態で行いましょう。膝を曲げて踵をお尻の方に近づけていくと太もも前側が伸びているのを感じると思います。
力まずにリラックスしてやってみてくださいね。
腰とお尻のストレッチ
腰周りやお尻は凝り固まりやすい部分になりますので、しっかりストレッチしてみましょう。
- 両膝を立てて仰向けになる
- 両手で両脚を抱え込む
- 膝を胸の方にゆっくりと引き寄せる
- 引き寄せた状態で20秒間維持する
- ゆっくりと解放する
- 全3回行う
胸の方に膝を引き寄せて、腰やお尻周りが伸びているのを感じましょう。腰が床から浮くか浮かないかのギリギリのところで行うと、よりストレッチ感を得ることができるでしょう。
【実践】座ってストレッチ
今度は、座った状態でできるストレッチの方法をお伝えします。職場などで時間がある時にできるのでおすすめです。
肩のストレッチ
デスクワークで凝りやすい肩回り。
肩回りをストレッチすることで肩回りの血流が良くなるので、肩こりや首凝りが改善されだけでなく、代謝も良くなり痩せやすい身体になります。
- イスやベットの上に座る(ベットや床の上に座る時は、あぐらか正座)
- 両手を前に伸ばし手を組み、左右の肩甲骨を離す背中を丸める
- 息を吐きながら、手を肩から離すように伸びる
- 痛みがないところまで伸びたら、10秒キープする
- ゆっくりと上体をもとに戻し、両手を後ろで組んで肩甲骨を寄せる
- 10秒キープする
- ゆっくりと手を解放する
これを2セット行い、肩回りがじわじわと温まってきたらGOOD!
背伸びストレッチ
この背伸びストレッチは、お腹・背中、脇下のストレッチに効果的です。お腹のくびれを手に入れるためにも、ぜひ取り入れてくださいね。
- 両手を組んで手のひらを返し、腕を頭上に伸ばす
- 伸びた時に床からお尻が浮かないように上半身を伸ばす
- 腕を耳の横で伸ばし、10秒キープする
- ゆっくり腕を解放する
- 手の組を変えて、もう一度行う
- 全4回行う
顎を上げたり下げたりせずに目線は正面に向けておきましょう。肩こりが解消すると全身の血流が良くなるので、脂肪がつきにくい体になっていきますよ。
まとめ
ストレッチをすることで血行不良が改善されるので、痩せ体質になっていきます。
- 血行不良が改善され基礎代謝がアップする
- 体が温まることで脂肪燃焼効果が高まる
- 良質な睡眠を得られるので成長ホルモンが分泌される
ストレッチはお風呂上りなど体が温まっているときに行うことで、より効果を得ることができます。
縮こまった筋肉を伸ばすことでケガの防止にもつながりますし、代謝がアップすることは間違いありません。筋肉は硬いよりも柔らかい方が良いのは一目瞭然です。
数日で効果が出るわけではありませんが、毎日ストレッチをするようにしてみてくださいね。