痩せるには皮下脂肪を落とす必要がある!皮下脂肪の落とし方を伝授!

ダイエットをするのであれば、まずは自分の身体を知ることが必要です。ぽっこりしているお腹をどうにかしたいと思っているあなたへ。

あなたのお腹の脂肪は、皮下脂肪ですか?それとも内臓脂肪ですか?

なぜこの質問をしたかと言いますと、皮下脂肪と内臓脂肪ではつき方が違うように落とし方へのアプローチ法も異なってくるからです。

闇雲にダイエットをするよりも効率的に痩せたいですよね。

これから皮下脂肪と内臓脂肪の違いや皮下脂肪の落とし方についてご紹介していきます。

皮下脂肪と内臓脂肪の違い

お腹周りの脂肪は、お腹の外側につく「皮下脂肪」と内臓の周りなどの内側につく「内臓脂肪」の2種類にわけられます。

お腹周りは臓器も多いため、この2種類の脂肪で覆われています。そのため、脂肪が厚くなってしまい特に痩せにくい部位だということです。

「皮下脂肪」は皮膚のすぐ下にため、指でつまむことができるのが特徴です。
一般的に男性よりも女性に多く、妊娠時に身体を守るクッションが必要であるからとされています。

「内臓脂肪」は腹筋の周りや内側の腹膜表面についている脂肪で、外側からつまんでみることはできません。
こちらは女性に比べて男性に多くみられるものとなります。

参考:痩せる順番を知れば効率よくダイエットできる!男性の内臓脂肪撃退法!

ダイエットを始めると、皮下脂肪に比べ内臓脂肪の方が落ちやすく、内臓脂肪が落ちてから皮下脂肪が落ちます。つまり、皮下脂肪は落とすのがとても大変だということになります。

皮下脂肪がつく原因

皮下脂肪がついてしまうのは、食べ過ぎ(カロリーの過剰摂取)と運動不足が原因となります。

日頃から摂取カロリーが消費カロリーを上回る生活をしていると、どんどん脂肪が蓄積してしまいます。さらに運動不足も重なることで脂肪が消費されずに蓄積されてしまうというわけです。

内臓脂肪がつく原因

内臓脂肪の蓄積には生活習慣の中でも「食生活」が大きく影響しています。

例えば、運動をせずにファストフードやコンビニ弁当ばかり食べていたり、夜遅くまでの飲み会が多い方は内臓脂肪がつきやすくなります。

また日頃のストレスや喫煙も内臓脂肪の蓄積を促してしまうのです。できるだけストレスを溜め込まないようにすることもダイエットをするうえで大切なことになってきます。

皮下脂肪の効率的な落とし方

皮下脂肪を効率的に落とすための方法をお伝えします。

皮下脂肪がつく原因は食べ過ぎや運動不足なので、食生活を見直し、適度な運動をすることが大切になってきます。

最近では、コンビニ弁当でも500kcal以下のものが売られていたりしますし、カロリー表示がきちんとされているものばかりなので、何かを買う時にカロリーを見るようにしてみると良いかもしれません。

それでは、皮下脂肪を落とす具体的な方法について詳しくみていきましょう。

食生活の見直し

皮下脂肪がつきやすい最も大きな原因は、食べ過ぎによるカロリーの過剰摂取となります。

どんなに筋トレや有酸素運動を頑張ったとしても消費する以上に摂取してしまっては、皮下脂肪を落とすことはできません。

糖質や脂質の摂取量を減らし、摂取カロリーを見直すようにしてみてください。コンビニ弁当は脂質や糖質が多いので、コンビニではお弁当ではなくサラダやチキンなど単品メニューを選ぶようにするといいですよ!

食べ物tだけでなく飲み物にもカロリーが含まれているので、何を飲むかも大切になってきます。

そして、摂取カロリーばかり気にするのもNG!同じ500kcalでも「焼き魚定食」と「天ぷらうどんとおにぎり」では、栄養バランスが全く違います。天ぷらうどんは、脂質と糖質の塊ですね。

とはいえ、サラダばかり食べてカロリーを抑えるようにすると脂肪が落ちるだけでなく筋肉も落ちてしまい、エネルギー不足にもなってしまいます。

厚生労働省の調査で、1日の活動量が「ふつう」の男性で2,650kcal、女性で1,950kcalとされています。これを基準に摂取カロリーが下回るようにしてみてください。

参考:痩せるためにはカロリーよりも栄養バランスが重要!痩せ体質の作り方

筋トレで筋肉量を増やす

内臓脂肪よりも落ちにくいとされる皮下脂肪を効率的に燃焼させるためには、筋トレが必須です。

筋トレは、糖質をメインで消費する運動で筋肉を大きくすることを目的としたトレーニングになります。

人間には、1日に最低限消費するカロリー(基礎代謝)が存在しており、基礎代謝が高いか低いかというのは、筋肉量に比例しています。

つまり、基礎代謝が高い人というのは、何もしなくても消費するカロリーが高くなるため、痩せやすく太りにくい体質だということです。

筋トレは基礎代謝をあげるために必要な運動となるので、皮下脂肪を落とすためには欠かせないトレーニングとなります。

参考:【即実践】筋肉がついたら痩せられる!簡単かつ効果的な筋トレを大公開!

有酸素運動で脂肪を燃焼する

運動不足によってついた皮下脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動が大切になります。

というのも、先ほどご紹介した筋トレは無酸素運動で筋肉量を増やすトレーニングとなりますが、ランニングやウォーキングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼を促すトレーニングになるからです。

皮下脂肪を落とすためには、どちらも欠かせない運動となります。特に有酸素運動に関しては、毎日トレーニングしても問題ないので、お腹周りや太ももの皮下脂肪を落としたい方は、日常生活にウォーキングやランニングを取り入れてみてくださいね。

より効率的に皮下脂肪を落とすためには、①無酸素運動→②有酸素運動の順番がおすすめです。というのも、筋トレで筋肉を活性化させた状態でウォーキングをやると代謝が高まっているので、脂肪が燃えやすいからです。

まとめ

皮下脂肪を落として痩せることができれば、美しい引き締まった体を手に入れることができるはずです。

内臓脂肪が燃えた後に皮下脂肪が燃えだすので、長時間の運動が必要だと思うかもしれませんが、有酸素運動であれば最低20分で大丈夫です。

運動開始20分で脂肪が燃え始めるので、20分は続け30分程度運動できればGOODです。

30分の有酸素運動を毎日続ける方が、60分を週2回よりも効果があります。時間よりも頻度を増やすように取り組んでみてください。

皮下脂肪だけでなく内臓脂肪の蓄積は健康に悪影響を及ぼす恐れがあるため、脂肪を落として健康的な体を目指しましょう!

食事も運動もと考えると大変ですので、まずは出来ることから始めてみてください!