寝る前の時間をどのように過ごすか意識したことがありますか?このような方に寝る前のヨガがおすすめです。
- ダイエットをしていても効果が出にくい
- 朝スッキリ目覚めることができない
- 寝る直前までテレビをみたり、スマホを使っている
実は、良質な睡眠を取ることは痩せやすい体質になることと深い関係があります。というのも、睡眠不足は食欲を増進させたり、疲れやすくなったり、むくみや代謝を下げる原因になるからです。
睡眠不足や不規則な生活が続くと、甘いものが食べたくなったり、過食になってしまうことがありませんか?
寝る前にヨガをすることは、あなたを良質な眠りへと導く手助けをしてくれるのです。
そこで、寝る前のヨガをおすすめする理由やヨガのポーズについて、詳しくお伝えしていきます。
Contents
寝る前のヨガの効果
眠りの質を上げるためには、寝る前の過ごし方が凄く大切になってきます。
寝る前にヨガをすることで、日中に凝り固まった筋肉をほぐし血流を高め、身体の深層部分を温めることで深い眠りにつくことができるのです。
ポイントは頑張り過ぎないこと。寝る前に激しい運動をしてしまうと交感神経が優位になってしまうので逆に眠れなくなってしまいます。
もう少し詳しくヨガの効果についてお伝えします。
良質な睡眠につながる
先ほどもお伝えしたように寝る前にヨガをすることで快眠を得ることができるのです。
というのも、1日一生懸命動いた心や身体がざわついた状態では良質な眠りにつくことができないからです。
思考がざわざわした状態でぐっすり眠ることができますか?体が緊張した状態でもぐっすり眠ることができません。
そのように疲れている身体と心をヨガで開放することで、自然とリラックスできるので快眠につながっていくのです。
自律神経を整えることができる
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、基本的に私たちが活動している時間帯は交感神経が優位、そしてリラックス時や夜に寝ている時間帯に副交感神経が優位になるといわれています。
副交感神経が優位になると、血管が緩んで血圧が低下し、心身もリラックスした穏やかな状態になるため快眠につながるのです。しかし、自律神経が乱れると交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかず、寝たいのに交感神経が優位なままになってしまうことがあります。
つまり、ヨガで自律神経を整えることで、寝る前になると交感神経から副交感神経に切り替えることができるようになるため良質な睡眠を得られるようになるのです。
ダイエット効果がある
寝る前にヨガをすることで、身体が温まり血流が良くなるので代謝が上がり脂肪が燃えやすくなります。
基礎代謝が高まることで寝ている間も脂肪を燃やすことができるので、寝ながらダイエットをすることができるのです。
ヨガで快眠を取ることができれば、暴飲暴食を抑えることにもつながり、結果的に太りにくくなっていきます。また、良質な睡眠はパフォーマンスの向上にもつながっていきます。
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寝る前におすすめなヨガポーズ
寝る前にヨガをするときのおすすめのポーズをお伝えします。寝る前の5分間だけでいいのでヨガの時間にしてみてください。
先ほどもお伝えしたように寝る前なので、副交感神経を優位にしたいので頑張るポーズではなく、出来るだけゆったりとした気持ちで取り組んでみてくださいね。
バーラーサナ(チャイルドポーズ)
このポーズは、全身の疲労を回復し、緊張を緩める効果のあるポーズです。
- 正座になります。
- 両膝を開きます。
- 息を吐きながら、上体を前に倒し腕を前に伸ばします。
- おでこは床につけます。
- ※おでこが床につかない時は、床とおでこの間にタオルを置いて首もリラックスしましょう。
- この状態で数呼吸行います。
- 全身の力を抜いてリラックスしましょう。
- 全身の疲労回復
- 背中の緊張を緩める
- 肩こりの改善
- 気持ちを落ち着ける
マールジャーラーサナ(キャットアンドカウ)
このポーズは、ダイエットや安眠に効果的だと言われています。
肩こりがほぐれすだけでなく、リラックスした状態を得ることができるので寝る前に行うのはおすすめです。
- 四つん這いになります。
- 肩の真下に手首、足は腰幅に開きます。
- 息を吸いながら背中を反らせます。
- 目線は斜め上をみます。
- 肩と耳は遠ざけるように首筋を伸ばします。
- 息を吐きながら、おへそを見るように背中を丸めます。
- 尾骨は下へ引き下げます。
- 「背中を反らす、丸める」を1セットとし、これを5回繰り返しましょう。
- 腰痛の緩和
- 便秘の解消
- 肩こりを解消する
- 背筋を整える
- リラックス効果
寝る前にヨガをするときの注意点
寝る前にヨガをするときの大事なことをお伝えしておきます。それは、どのような環境でヨガをするかです。
自分の身体をリラックスさせ快眠へと導いてくれるような環境にしなければいけないので、テレビがついていたり、電気が明かる過ぎる環境はあまり好まれないということです。
- 部屋の照明は薄暗くしておく(豆電球や間接照明程度)
- テレビやスマホの電源はオフにする
- ごちゃごちゃした場所ではなく、スッキリとした場所を確保する
- 自分の呼吸の音が聞こえるくらいの静かなスペースで行う
自分だけの時間にするために、意識を散漫させるようなモノや情報はなるべく取り除いておきましょう。自分に集中できる空間を作ることが大切です。
よりリラックス効果を高めるために、ヨガにふさわしい環境を整えてから始めてみてくださいね。そのまま寝れるように布団の上でするのもおすすめです。
まとめ
寝る前のヨガは、激しい動きではないので初心者でも無理なく行うことができます。
簡単なヨガのポーズであっても身体を引き締めることはできますし、寝る前にリラックスすることができれば質の良い睡眠を得ることができるので、次の日の活力へと繋がっていきます。
寝る前に元気よく動いてしまうと睡眠を妨げてしまうことになるので、寝る前はできるだけ落ち着いたヨガのポーズをおこなうようにしてみてください。
全てのヨガのポーズに意味があり、それぞれ素晴らしい効果があります。ぜひ寝る前の5分間をヨガの時間に充ててみてください。