「ぽっこりお腹を解消したいけど、腹筋は苦手だから気が進まない・・・」という方も多いのではないでしょうか?
実際に私も腹筋運動はあまり好きではありません。
そんな私と同じような思いを抱えている方に朗報です!
通常の腹筋とは逆の動きである「そる腹筋」というのがあり、これは体を反ることで腹筋を鍛えられるというものです。とても簡単なので、腹筋にネガティブなイメージのある方もすぐに取り組みたくなるはずです。
このメソッドは、「そる」だけでやせる 腹筋革命 で紹介されています。著者である中村尚人氏は、理学療法士でヨガインストラクター。腰痛などで悩む約1万人の患者さんを診てきたそうです。従来の「あおむけになって上体を起こす」腹筋運動とは真逆である「そる」腹筋運動を提唱されています。また、2019年9月1日放送の「林先生の初耳学」でも、逆腹筋について紹介されており、注目を集めています。
それでは、「そる腹筋」について詳しくみていきましょう。
逆腹筋?そる腹筋?効果あるの?
通常の腹筋とは逆の動きをする「そる腹筋」ですが、この「そる腹筋」にはどれほどの効果があるのでしょうか?
まず、従来の腹筋運動は「縮める腹筋」です。寝転がって上半身を起こすやり方が一般的で一度はやったことがあるかと思います。
ところが、解剖学的にも筋の硬さから見ても、腹筋は縮める力よりも伸びる力の方がはるかに強いと言うのです。つまり、縮めるよりも腹筋を伸ばすことができる「そる腹筋」の方が効果が大きいということになります。
そして、通常の腹筋では腹直筋(お腹を縦に走る筋肉)にアプローチしていくのため、アウターマッスル(表面の筋肉)を鍛えることになります。逆に「そる腹筋」では、インナーマッスルを鍛えることができるのでキュッと引き締まったウエストを手に入れることができるというわけです。
アウターマッスルを鍛えるとどうしてもお腹が分厚くなってしまうのですが、インナーマッスルである腹横筋を鍛えることで、ポッコリお腹を解消することができるのです。
通常の腹筋でもインナーマッスルを意識して行うことができれば問題ありませんが、「そる腹筋」では自然とインナーマッスルに働きかけてくれるというわけです。
インナーマッスルを鍛えるのはなかなか難しいのですが、「そる腹筋」では道具も使わず、場所も選ばず、簡単に取り組むことができます。
逆腹筋の具体的なやり方
それでは、逆腹筋(そる腹筋)について具体的なやり方をお伝えしていきます。
1日10回体を反るだけでぽっこりお腹を解消するという逆腹筋です。たった2週間で、ウエストが7.5cmも減少したという効果を実感している方もいらっしゃいます。
ぜひこれを読み終わったら、10回やってみてくださいね!
- 両足を腰幅にひらき、平行にして立つ
- 足の指5本を床から浮かせる
Point:踵で重心を感じること! - 両手を頭の後ろで組む
Point:両手で頭を支えるようにすること!頭は結構重いですよ。 - 息を吸いながら上体を反らせ、5秒キープ
Point:倒れないようにバランスをとること!このときにインナーマッスルが働きます! - 息を吐きながら元の姿勢に戻る
- ③~⑤を10回繰り返す!
実際にやってみるとわかりますが、とっても簡単です。たったこれだけでいいの?と思うかもしれませんが、1回1回を丁寧に行ってみてくださいね。
呼吸と動作を合わせて行うことで、じんわりと汗をかくことができ体に効いているのがわかるはずです。
まとめ
逆腹筋はいかがでしたか?仕事の休憩中にも取り組めると思うので、ぜひやってみてくださいね。
日常生活において背中を丸める動作は多くても、上体をそるという動作はあまりしないのではないでしょうか。この逆腹筋を行うと腹筋が鍛えられるだけでなく、背筋も鍛えることができ猫背解消にもなります。
姿勢を正すことで全身の筋肉を隈なく使えるようになり、代謝もアップします。代謝がアップすることで痩せやすい体質にもなりますよ。
逆腹筋で、ぽっこりお腹解消だけでなく痩せ体質も手に入れましょう!
また、胸をひらくことでマインドもオープンになるので、ネガティブな気持ちから脱却できますよ。ストレスを感じているときに逆腹筋を取り入れてみるのもおすすめです。
丁寧に1日10回×3セットでぽっこりお腹を解消を目指しましょう。慣れてきたら回数を増やしてみてくださいね。