ダイエット中はできるだけ炭水化物やお肉を控え、野菜中心の生活にしたほうがいいのかなと思っている方がいるかもしれませんね。
しかし、お肉やお魚などのタンパク質を取ることで痩せやすい体を作ることができるのでダイエット期間中こそ取るべき食材なのです。
米国の雑誌でも取り上げられているように、高タンパク質・低炭水化物の食事が減量に良いとされているのです。
つまり、世界的にもダイエットをするにあたり、タンパク質を積極的に取ることが推奨されているというわけです。
そこで、どうしてタンパク質が私たちにとって必要なのか、1日にどのくらいの量を取るべきなのか等について詳しくお伝えしていきます。
ダイエットでタンパク質が必要な理由
痩せたいと思ったときに食事制限をすると思うのですが、ただ単に摂取カロリーを減らしただけでは痩せることが難しいのです。
というのも、筋肉はタンパク質から出来ているので、どんなに運動をしても筋肉が落ちてしまえば基礎代謝をアップすることができないからです。
基礎代謝をアップさせることで痩せやすい体になるのですが、そのサポートをする筋肉がなければ代謝を上げることはできないので痩せることが難しくなってしまうというわけです。
それに加えてどんなに筋トレをしてもタンパク質が不足していると、筋肉が増えないということにもなります。
タンパク質が不足すると、髪の毛がパサパサになったり、肌も乾燥したり、爪が割れやすかったりと様々な症状が出てきてしまいます。
痩せて理想的な体を作るためにタンパク質は欠かせないものであるというわけです。
タンパク質の摂取量とは
ダイエット中に限らず1日に最低○○gは取りましょう。というタンパク質を必要とする量があります。
私もジムで体を鍛えていたころに運動後にカロリーを取りたくないと思いサラダばかり食べていたのですが、一向に痩せないばかりか筋肉量も増やすことができませんでした。
運動する人こそ、タンパク質は欠かせないものなのだと実感しているので、ぜひ積極的に取るようにし、無駄なダイエットにならないようにしましょう。
1日にどのくらい取ったほうが良いのか
1日に必要なタンパク質の摂取量は、体重1kgにつきタンパク質1g程度とされていますが、最低でもタンパク質60g(1食あたり20g)を目安に取るようにしてみてください。
筋トレをする日であれば、80g程度取ってもいいといわれています。筋肉を修復するためにタンパク質は必要ですし、何より肌艶がよくなります。
タンパク質には、動物性のものと大豆などの植物性のものがあり、植物性タンパク質のほうが比較的低カロリーにはなります。
しかし、植物性タンパク質は摂取しても筋肉になりにくいため、 良質な動物性タンパク質を低カロリーで摂取することがおすすめです。
高タンパク質低カロリーでおすすめの食材は、鶏のささみになります。私も以前は鶏肉が苦手でしたが、ささみを食べるように心がけてから肌の乾燥が改善されぷるぷるになってきました!
さらに、運動後30分以内にタンパク質を摂取すると筋肉の修復を助けてくれるため、筋トレなどの質の向上にも役立ちます。
運動直後にタンパク質を摂ることが難しいという方は、プロテインを摂取することだけは忘れないでください。運動の効果を最大限に活かすためにもプロテインの摂取は必須だといえます。
男女ともにおすすめなのが、筋トレ効果最大化!ハイスペックプロテイン! になります。
タンパク質なら何でもいいの?
タンパク質には、動物性と植物性があるとお伝えしましたが、どちらも満遍なく取るのが良いということになります。
それぞれに違った役割があるので、同じものばかり取るよりも色々な種類のタンパク質を摂取することでキレイなボディを作っていくことができるのです。
そこで参考までに摂取量の目安をお伝えしておきます。1食につきタンパク質20g取ることを前提にどれぐらい食べればよいのか考えてみてくださいね。
種類 | 質量 | タンパク質の量 |
牛ひき肉 | 70g | 12.0g |
サラダチキン | 100g | 21.7g |
鶏むね肉 | 70g | 14.9g |
鶏もも肉 | 70g | 11.0g |
豚ひき肉 | 70g | 11.3g |
豚肩ロース | 70g | 12.4g |
鮭 | 70g | 15.7g |
種類 | 質量 | タンパク質の量 |
納豆 | 1パック | 6.6g |
豆腐 | 1/3丁 | 4.9g |
ヨーグルト | 120ml | 1.8g |
牛乳 | 200ml | 6.6g |
チーズ | 1枚(約18g) | 4.1g |
卵 | 1個 | 6.8g |
タンパク質を20gなので思ったよりも食べてよいという感じでしょうか?卵なら3個も食べられます。
朝は植物性タンパク質を取り、昼食や夕食で動物性タンパク質を取るようにするとバランスよく取れますよ。小腹が空いたときにプロテインドリンクを飲むようにすればダイエットの効果がかなり期待できると思います。
私たちが人並みに筋トレをし、プロテインドリンクを飲んだところでムキムキの体にはなれませんので(なりたくても)ご安心ください。
コンビニで朝ご飯を買うときには、菓子パンよりもBLTサンド(サンドイッチ)がおすすめです。
まとめ
タンパク質は私たちの体にとても大切な栄養素となります。タンパク質なくしてダイエット成功なし、と言うことができるのではないでしょうか。
お肉ばかり食べていると腸の調子が悪くなったり、口臭や体臭が臭くなることがありますが、基本的にタンパク質不足になっていると考えられます。
痩せて理想的な体を手に入れるためにもタンパク質は必須となりますので、意識的に食べるようにしましょう。
肌や髪の毛の調子もよくなりますし、タンパク質の摂取を心がけることでダイエットの成功率も格段にアップすると思います。
ほどよく筋肉があり、くびれのある体を作るためにはタンパク質が必須なので、今日から1日60グラムの摂取を心がけてみてください。