ダイエットを始めて数日、数週間・・・。
「体重がこれ以上減らない!」と体重が減らないことにモチベーションが下がっているのではないでしょうか?
この気持ち、めちゃくちゃわかります。私も食事制限や運動をきちんとしているのに体重が落ちずにやる気がなくなってしまうことがあります。
でも実は、痩せなくなったのには理由があって今のあなたにとってベストな体重だから、体が「これ以上痩せないで」とサインを出しているのです。
とはいえ、今の体重をしばらくキープしておくと体は慣れてくるので、また痩せる時期に突入してきます。
なので、諦めずにこのままダイエットを続ければ大丈夫です。
今回は、体重が減らなくなったときにどうすればダイエットを楽しく続けられるのかお伝えしていきます。
Contents
体重が減らなくなったのはどうして?
どうして体重が減らなくなるのかについて、もう少し詳しくお伝えすると、あなたのダイエットが停滞期に入ったからです。
体重が減らない期間のことを停滞期と言いますが、停滞期が起こる原因は、体内にある脂肪が減ったため体が危機感を感じ、これ以上体重が減らないようにエネルギーを消費しなくなるからです。
つまり、体がエネルギーを確保しているということです。
逆を言えば、順調に体重が減りダイエットが成功しているという証でもあります。
ダイエットをしている人は、皆が通る道なのでここを乗り越えれば理想の体重に近づけるということです。
さらに詳しく体重が減らない理由についてみていきましょう。
体重が減らない理由
人間の体は、生命の危機を感じると余計なエネルギーを使わないようにする仕組みになっています。
というのも、「ホメオスタシス(恒常性)」という体を一定の状態に保とうとする機能が人間にはあるからです。
そのため、減り過ぎた体重がこれ以上減らないように無意識のうちに体は今の状態をキープしようとするのです。
つまり、停滞期というのは人間が生きていくうえで必要な反応であり、停滞期は必ずくると思っておくといいかもしれませんね。
停滞期が来るタイミング
食生活や体質などで停滞期が来るタイミングは人それぞれ違いますが、だいたい1~3か月後にくると言われています。
目安として体重が5パーセント以上減ったタイミングで停滞期が来ると言われていて、この状態がしばらく続くと体が飢餓状態になっていると感じホメオスタシスが起こります。(これを停滞期という)
例えば、体重50kgの人は体重が2.5kg、体重60 kgの人は3kg以上減ると停滞期になる可能性が高くなるということです。
体重が減らなくなったからとこれ以上減らないわけではないので、このままダイエットを続けるようにしてみてください。
体重が減らなくてダイエットのモチベーションが低下してきた方は、チートデイってすごい!正しいやり方や効果を知り停滞期を抜け出そうを参考にチートデイを楽しんでみてください♡
体重が減らなくなったときの対処法
体重が減らなくなるとモチベーションも下がり、ダイエットしている意味あるのかな?と思ってしまいますよね。
苦手な運動を頑張り、食事制限もしているのに痩せない・・・。しかし、停滞期は体が痩せてきているサインでもあるので、ここで投げ出してしまうのはもったいないというのが正直なところ。
というのも、体重は減っていなくても体脂肪率が減っていることがあるからです。脂肪よりも筋肉の方が重いので、ダイエットのために筋トレをしているのであれば体重は減っていないかもしれませんが脂肪率は減っているはずです。
同じ体重でも体脂肪率が違うと見た目が違うのは一目瞭然ですね。
なので、ダイエットをするときは、体脂肪率も測れる体重計を使い、体重だけでなく体脂肪率も測るようにすると良いですよ。
例えば、目標を体脂肪率5%減らす!とかでもいいですよね。
お腹が凹んでいたり、太ももが細くなっていたり、おしりが引き締まっていたり、体重ではわからないところで体に変化が出ているはずです。
過去にいくつか体重計を試しましたが、タニタのものは日本製で狂いがなく安心して使えるので、おすすめです。
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食事はバランスよく摂ることが大切
体重が減らなくなったのは、体が飢餓状態だと感じているためだとわかりましたよね。
ですので、こんなときこそ体に栄養を送ることで体を騙すことができるというわけです。体に栄養が送り込まれれば、飢餓状態ではなかったんだと体は認識することができますからね。
だからといって、好き放題食べていいというわけではなく、食べるものはとても重要になってきます。
ダイエット中に積極的に食べたいものとして、
- タンパク質(魚、卵、赤身肉、豆腐)
- 食物繊維(きのこ類、いも類、全粒粉、海藻、ごぼう)
- 発酵食品(納豆、チーズ)
このようなものが挙げられます。
タンパク質は超大事
タンパク質が不足すると筋肉量が低下するので、結果的に痩せにくい体になってしまいます。それだけでなく、潤いのある肌や髪の毛をキープするためにもタンパク質は大切になります。
特に運動をした後は、タンパク質を取ることをおすすめします。というのも、運動後30分以内のタンパク質摂取により筋肉が形成されるからです。
つまり、運動やトレーニングした直後にタンパク質を取ることでトレーニングの効果を最大限生かせるということです。
私は必ずトレーニング後にプロテインを飲むようにしています。プロテインを飲むことで食欲も抑えられるのでおすすめです。
沢山のプロテインがありますが、中にはめちゃくちゃマズイものもありました。せっかく飲むなら毎日飲みたい!と思えるものが良いので、最近はザバス(SAVAS) ホエイプロテインを飲んでいます。
小腹が空いたときにもおやつを食べる代わりに飲んだりしています。
好きなものを食べてもいいよ
ダイエット中は食事制限をして我慢することが多くなってしまうかもしれませんが、そんなことをしているとダイエットが長続きしません。
体重が減らないことにイライラしてドカ食いをしてしまうのではなく、今日は好きなものを食べていい日♡を月1で設定してみると挫折することが減りますよ。
こういう日を設定しておくと心に余裕ができるし、その日のために頑張ろう!と思えるようになります。
体重が減らなくなったのであれば、今までと少し違った方法を取り入れるようにしてみると身体が変化し始めることがありますよ。
そして、朝食は1日の活動レベルを上げるために大切なので、痩せるために朝ごはんは必須!ダイエット向きの朝食をご紹介します!をご覧ください。
食べたものをメモしてみる
体重が減っていたのに減らなくなったときは、停滞期であることが多いと言えますが、食事を見直してみると少しカロリーを摂取し過ぎているかもしれません。
自分が食べたものをメモしてみることで、食生活を客観視できるのでおすすめです。
あるいは、カロリーを気にし過ぎて糖質を見落としていることもあります。
例えば、バナナや春雨、イモ類は、糖質高めになります。フルーツだからと思って食べているものが実は糖質高めだったということはよくあるので、チェックしてみてください。
無意識に食べていないか確認する
ダイエットをしているのに体重が減らないというのは、お腹は空いていないのに口が寂しい、何か食べたいという気持ちから食べてしまっていることがあるということです。
お腹が空いているわけではないのに目の前に食べ物があったから食べてしまった、お土産でもらったから食べちゃった、賞味期限が切れそうでもったいないから食べた、など感情や思考から食べてしまうことがあるということです。
何か食べるときに「本当に食べたい?お腹すいてる?」と自問自答してみると、実は体は欲していなかったりします。
これをするだけで、食べなくていいものを排除することができますよ。
無理し過ぎないこと
「毎日ジムで運動をしなきゃ!」と自分にプレッシャーをかけてしまっていませんか?
真面目な方に多く見られる傾向ですが、決して毎日筋トレをする必要はないということを覚えておいてください。
筋肉を修復させる期間も必要なので、毎日ではなく週2~3回のトレーニングでも十分に効果はあります。
1か月間毎日ジムでトレーニングするよりも週2~3回を半年続ける方が十分に効果があるといえます。
痩せるためには継続することが本当に大切になってきますから。特に体重が減ってない時期に毎日トレーニングするモチベーションが続かないと思います。
そういう時こそトレーニング内容や回数を見直し、無理せずに続けられるように変更してみてくださいね!
体重の増減に一喜一憂しない
脂肪が減っても筋肉がついてしまうと体重は増えてしまうものなのです。脂肪よりも筋肉のほうが重いので仕方がないこと。
毎日体重測定をするのはいいですが、体重が減っていないことにガッカリしたりイライラしたりする必要はないということ。
体重が減っていないことがストレスとなり、「もうダイエットなんていいや~」と今まで何か月も我慢していたチョコレートやケーキを食べてしまったら、それこそダイエットが無駄になってしまいます。
体重が減らない停滞期が訪れすのは当たり前なので、そういうこともあるよね。と軽い気持ちでダイエットに励んでくださいね。
良質な睡眠も必要
成長ホルモンが分泌されるのは寝ている間なのです。どんなに良質な食事、運動をしていたとしても寝ていなければ、痩せることができません。
痩せないというのは、睡眠不足が続いていたり、寝ていても良質な睡眠を確保することができていないことが原因かもしれませんね。
寝ている間に引き締まったカラダを作るための筋肉が生成され、脂肪が燃焼されるホルモンが分泌されます。睡眠時間の不足は、成長ホルモンが足りなくなる原因となります。
もし0時以降に寝ているのであれば、ベッドに入る時間を毎日15分ずつ早めて、最終的には22時に寝れたら最高ですね。
22時~2時は、良いカラダを作るためのゴールデンタイムですから!
「週末だから」と気が緩んでない?
平日は食事制限、運動と完璧にこなせていても週末になるとドカ食いしてしまっていませんか?
平日に頑張っている分、週末は家族や友人と外食を楽しんで夜遅くまで飲むといった生活を毎週末送っていたら減るものも減りません。
週末に楽しみたい気持ちもわかりますが、せめて月1回程度にするようにしてください。食事制限をしていても週末に過食してしまうと、平日も食べたい~!という気持ちになってしまいます。
平日に食べたい気持ちを抑え我慢することはストレスになってしまいますよね。ですので、週末の食事もできる限りコントロールすることをおすすめします。
とはいえ、せっかくなので食べるときはとことん食べることを楽しみましょう。
運動量を増やす
体重が減らないと感じるのであれば、運動量を増やしてみてください。ランニングやウォーキングなどの有酸素運動は脂肪燃焼に役立ちます。
1日30分のウォーキングをしていたのであれば1時間にしてみる、週2~3回の運動だったのであれば、週5~6回に変更してみるということです。
体重が減らなくなってしまったのには停滞期が関係していますが、もう少し体に負荷をかけるようにすると体重が今よりも落ちやすくなるはずです。
筋トレの回数を増やすでもいいですし、運動メニューをプラスしてみるでもOKなので、運動を見直してみましょう。
自宅でもできる運動メニューについては、痩せるための筋トレメニュー5選!これだけやれば痩せ体質になれる!をどうぞ。
便秘になっていないかチェックする
便秘になると下腹がポッコリしてきますし、体がむくみ太ったように見えてしまいます。個人差はありますが、便秘になると体重が2~3キロ増えてしまうこともあるそうです。
体重が減らない原因は便秘が影響していることもあるので、快便なのか確認してみてくださいね。
便秘が解消するだけで体重も落ちますし、肌の調子や体調も良くなってきます。偏った食事になっていないか、食事をしっかり取っているかも便秘に大きく関係しています。
また、腹筋を鍛えることで便秘解消につながります。というのも、お腹が鍛えられていないと排便を促す腸の位置が下がってしまうので便秘の原因になるからです。
便秘が解消すると見た目がスッキリし、ダイエットへのモチベーションも上がるので、便秘解消で痩せることができる!過度なダイエットが便秘の原因かもを参考にしてみてください。
まとめ
痩せなくなったと悩んでいたかもしれませんが、痩せない理由について理解していただけましたか?
体重は、減量⇒停滞期⇒減量・・・といった感じで徐々に減っていきます。急激に減るよりも停滞期を挟んだ方がきれいに痩せることができます。
リバウンドしないカラダが出来上がっているということです。
この痩せない時期を乗り越えることがダイエットを成功させるコツでもあると言えます。
痩せずにつらいときは、トレーニング内容を見直すことも大切なので専門家に相談してみてもいいかもしれませんね。
痩せない時期というのは、誰もが通過することなので気にせずにこのまま食事管理やトレーニングを続けるようにしてみてくださいね!
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