「間食をせず、運動もしているのに全然痩せない」とガッカリしている方がいるとしたら、それはエネルギー不足が原因かもしれません。
というのも、過剰な食事制限や偏った食生活をすることで体が飢餓状態となり、何かを口にしたときに体が全てを吸収してしまうからです。
また、エネルギー不足を補うために脂肪だけでなく筋肉も分解してしまい、その結果筋肉量が減り代謝も悪くなり、痩せにくくなってしまうというわけです。
運動を頑張って筋肉をつけたとしても食事をコントロールし過ぎて、もったいないことになっているのかもしれません。
そこで、間食をしていない人が痩せるために見直すべきことについてご紹介していきますので、チャックしてみてください。
Contents
間食してないのに痩せない人がやってしまっている行動
食事制限も完璧、運動も週3回、間食もしていないと頑張っているのに痩せない人が陥りがちなことお伝えします。
当てはまることがあれば、それが痩せない原因だと考えられます。
あとは、食べる時間も関わってきます。22時以降の食事は、就寝前ということもあり睡眠の妨げになるだけでなく、太る原因となってしまいます。
可能であれば、20時までに食事を終わらせることが良いと言われています。働いていると難しかったりしますよね。
私も徹夜勤務をしていた頃は、夜中にお腹が空いて夜中3時でもお菓子を食べてしまうことがありました。体に良くないとは思いつつも気持ちに負けてしまうのです・・・。
そこで、間食しないという意思の強いあなたへ痩せるために見直すべきポイントをご紹介します。
食べていないようで食べている
実は、この「食べていない」と言いながら結構食べてしまっている方は少なくありません。
というのも、無意識のうちに食べ物を口にしてしまっていることがあるから。
1回の食事の量を減らしたことにより、食べる回数が増えてしまっていませんか?間食とはお菓子だけに限りません。
お昼の量を減らしたからと3時ごろにフルーツを食べ、夕方ジムへ行く前に菓子パンを一つ、夕食もきちんと食べる、といった具合に知らぬ間に食べてしまっていることがあるということです。
確かに1回の食事量は減っているかもしれませんが、1日のトータルカロリーはオーバーしていることがあるのです。
このような方は、食べたときにメモを取るようにしてみてください。
何をどのタイミングで口にしているか目で見ることて無意識ではなく、意識するようになっていきます。
食事を減らし、間食もしない、だけど甘いカフェオレや缶コーヒーは1日2~3杯飲むというのは、太る原因となります。
缶コーヒーには、たくさんの砂糖が入っているので、知らぬ間に痩せない原因を作ってしまっているかもしれません。
食べ物ではなく飲み物にも注意するようにしてみてください。
カロリーを気にした食事をしている
カロリーゼロ・低カロリーと宣伝されている食べ物ばかり口にしていませんか?
低カロリーのものは、お腹か空いてどうしようもない!というときのアイテムとして使ってください。
日頃からカロリーの低いものばかり食べているとエネルギーが不足し、体の機能が低下してきます。風邪を引きやすくなったり、仕事のパフォーマンスも低下する原因となってしまいます。
基本的に食事は、バランス良く食べることが大切です。
揚げ物や脂っこいものばかり食べなければ、そこまでカロリーを気にする必要はありません。
バランスよく食事をすれば、お腹が空くこともないので間食をしたいとも思わなくなります。
炭水化物を全く食べていない
「ダイエットに白米は厳禁だ!」と全く炭水化物を取らない方がいますが、炭水化物も必要な栄養素です。
手軽に食べれるからとコンビニのおにぎりやパン、ラーメンばかり食べるのはよくありませんが、1日3食ご飯を食べることをやめる必要はありません。
炭水化物は脳にとって必要なブドウ糖を作り出し、このブドウ糖が脳を働かせる手助けをしてくれています。
炭水化物も食べ過ぎなければいいということなので、適量は食べるようにした方が良いと言えます。
朝から脳を活発に働かせるためにも炭水化物は欠かせないものなのです。
タンパク質を食べていない
ダイエット中にお肉やお魚は必要不可欠です。タンパク質は私たちの筋肉や爪、髪の毛や血液、皮膚などの成分ですので、欠かすことができないのです。
痩せても皮膚がたるんで髪の毛もパサパサなんて嫌ですよね。
健康的に痩せるためにタンパク質は必要なのです。
特に運動後は筋肉が損傷していますので、しっかりとタンパク質を摂ることで、筋肉の分解を防ぐことができます。
良質なタンパク質を摂取することで筋肉の成分となり、筋肉がつくことで代謝も上がり脂肪燃焼を助けることにつながるのです。
もちろん、食べすぎは良くないですが、お肉や卵などのタンパク質は積極的にとることをおすすめします。
早食いする傾向がある
なかなか痩せない人に多いのが、食べるのがとても早い人です。よく噛まずにバクバク食べてしまうので、食べすぎる傾向にあります。
ゆっくりとよく噛んで食べることで、満腹を感じやすくなり食べる量を減らすことができるのです。
また、よく噛んで食べることは食べる量を減らすことにつながるだけでなく、食後のエネルギー消費量が増えているということです。
食べ方ひとつでも痩せる行動につながるというわけです。
ゆっくり食べるためのポイントとして、
・1口で20~30回は噛む
・噛んでいるときは、お箸をおく
・「ながら」食べは止める(スマホを見ながら、テレビを見ながら)
・感謝しながら食べる
上記のようなことに気を付けながら、ダイエット中の食事も楽しんでくださいね!
ダイエット食品に頼っている
ダイエット食品をよく見かけますが、ダイエット中だからとダイエット食品に頼っていませんか?
ダイエット食品だけあって低カロリーのものや高タンパク質のものが売られていますが、それだけを食べていても痩せることはできません。
そういったものには、お砂糖が使用されていたり、添加物が入っているものもあり、逆に脂肪がつきやすくなってしまうものもあります。
そして、ダイエット食品はあくまでもダイエットを補助するものであって、バランスの取れた食事が基本となります。
規則正しい生活にダイエット食品をプラスすることで、ダイエット食品の効果は発揮されるのです。これを生活の基本にしてしまっては、体を壊す原因となってしまいます。
もう一度ご自身の食生活を見直すようにしてみてくださいね。
好きなものを我慢している
痩せるために我慢は必要ですが、我慢し過ぎることはストレスとなるためよくありません。
なぜなら、ストレスの反動で食べ過ぎてリバウンドしてしまう可能性があるからです。今まで食べていなかった分、暴飲暴食してしまう恐れがあります。
痩せるためのダイエットをするなら無理なくやることが大切です。
2週間に1度は、好きなものを食べてオッケーというように頑張っている自分にご褒美をあげることも重要です。
もちろん、ご褒美だからと食べ過ぎるのはNGです。所々でご褒美を上げることは、ダイエットを続けるモチベーション維持にもつながるのでおすすめです。
痩せるためには継続が何よりも大切。好きなものを我慢してしまうのはツライだけなので、我慢はほどほどに・・・。
まとめ
間食をしていないのに痩せない傾向にある方の行動をまとめてみましたが、当てはまるところはありましたか?
食生活に関することを中心に書きましたが、間食はしていないけど運動も一切していない、というのも痩せない原因になります。
ジムで筋トレを1時間とは言わないので、歩くスピードをいつもより早くしたり、上り下りは全て階段にするだけでも十分に効果があります。
また、入浴することで血液の循環が良くなり、冷えやむくみの解消、痩せやすい体へと導いてくれます。
痩せない原因は一つではありませんが、思い当たることがあれば一つずつ減らしていくことで確実に痩せていきます。
自分の体が変化することで痩せることが楽しくなっていきます。短期的ではなく、長期的にきれいなボディラインを目指して痩せていきましょう!