「痩せたい!」と思っているのに思うように痩せらず、そんな現実にイライラしてしまっているのではないでしょうか?
頑張っているのに結果がでないことほど辛いことはありませんよね。
「もういいや~」と投げやりな気持ちになり、さらに食べてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうことも・・・。
なぜなら、ダイエットによる我慢がストレスとなり、逆に過食を招いてしまっているのです。
そこで今回は、ストレスが過食を招く原因や解消方法についてご紹介しますので、参考にしてみてください。
Contents
ストレスで過食してしまう原因
ストレスが原因で逆に食べすぎたり、飲みすぎたりと美味しいものを食べることでストレスを解消しようとすることがあると思います。
落ち込んでいるときや悩んでいるときに我慢できずに食べてしまうのは意志が弱いからと考えられがちですが、実際は意志の弱さではありません。
なぜなら、無意識レベルで脳が栄養素である”ブドウ糖”を欲しているからなのです。
生きる上で脳が必要としていることなので、あなたの意志の弱さなどは関係ありません。
しかし、悩みや心配事を解決できれば、甘いものを食べて解消する必要もありません。と言っても難しいのはよくわかります。
私も甘いものや大好きなお肉を食べて、ストレスを解消したいタイプなので。美味しいものを食べれるって幸せですよね。
だからといって、ストレスを感じるたびに食べていては痩せることはできません。そういった場合は、ストレスを溜め込まずに食べること以外でストレスを発散できる方法を見つけることが必要となります。
旅に出る、ヨガをする、映画を観る、カフェで本を読む、お風呂に浸かるなどストレスによる過食を食い止める方法を見つけてみてください。
痩せたいのに食べるのをやめられない
あなたが痩せたいのに食べてしまうのには理由があります。
お腹がすいたというのは胃で感じるのではなく、脳の満腹中枢が刺激されて感じるということなのです。血糖値が上がり脳に伝わるとお腹がいっぱい(満腹)だと感じます。
つまり、血糖値が急激に下がるだけでもお腹がすいたと脳は勘違いしてしまうというわけです。
具体的に血糖値が下がるのはどんなときか見ていきましょう。
・食事の量、糖質の量が少なすぎるとき
・いつも激しい運動をしたとき
・空腹時に激しい運動をしたとき
・いつもの時間に食事ができなかったとき
上記のようなときに血糖値が下がり、過食してしまう原因となるのです。
痩せたいという思いが強すぎて、栄養が偏っていたり、カロリーが足りていない可能性があります。
痩せるためには食べないことよりもバランスの取れた食事をすることが需要で、偏った食生活をやめれば血糖値が急激にさがることを抑えることができます。
偏った食生活になっていないか、食生活を見直すようにしてみてください。
ストレスによる過食を防ぐためにやるべきこと
ストレスで過食してしまう方が、ストレスを感じずに痩せるための取り組み方についてご紹介します。
痩せることは簡単なことではありませんが、継続すれば徐々に痩せていきます。高い目標を立ててしまうとストレスを感じるので、無理しない目標が大切となります。
ダイエットに関するストレスを最小限に抑えながらきれいに痩せるための方法をご紹介していきます。
我慢することをやめる
ダイエットをするうえで我慢することほど良くないことはありません。
なぜなら、我慢することでダイエットを継続することが難しくもなりますし、ストレスで爆発してしまう原因になるから。
楽しくなければ何事も継続することはできません。我慢しながらダイエットを成功させるには、かなりの根性が必要となります。
自分に甘すぎると痩せることは難しいですが、厳しすぎるのも良くないので、自分で無理してると思ったら、今掲げている目標を少し見直すようにしてみてください。
1か月で5キロのダイエットと決めているのであれば、2か月で5キロ減に変えてみるといいのです。
そうすることで心に余裕が出てきてモチベーションも上がるのではないでしょうか。
ストレスにならないようにご褒美を与える
ダイエット中は甘いものを我慢!と決めている方も多いと思いますが、ダイエットの期間を決めていますか?
痩せるために甘いものを我慢するのはいいですが、長期スパンでのダイエットを考えている場合、何年も甘いものを我慢することはできませんよね。
真面目な方ほど、食べないと決めたのに食べてしまった自分に罪悪感を感じ、自分を責めてしまう傾向にあります。
そうならないためにも、2週間に1度は好きなモノを食べていい日というのを決めてみるといいと思います。
ご褒美を決めておけば、その日を目標に頑張ることができませんか?
無理せずに痩せることを楽しめる工夫をしてみてください。
日常的に運動を取り入れる
痩せよう!と決めたときは、週に3回はジムに行って、週に1回は5キロラン、と高い目標を決めていませんでしたか?
こんな風に決めてもなかなか長続きしませんよね。ジムに行くのが面倒になったり、雨が降ってランニングができなかったらそれだけでやる気ダウン。
こんな経験を何度もしてきました。
それよりも電車の中では立つようにする、信号待ちの時は腹筋に力を入れてみる、できるだけ階段を使う、こんな風に日常の中に運動を取り入れるようにしました。
これだけで無理なく続けることができますし、毎日がトレーニングとなるので効果もでやすいのです。結果にあらわれると、続けるのが楽しくなってきます。
これが日常化すれば、ジムいかなきゃ!と意気込まなくても太らない体を手に入れることができます。
ぜひ日々の行動を少し見直してみてください。
体の変化を楽しむ
ストレスなくダイエットを続けるには、日々のカラダの変化を楽しむことです。
体重の増減だけが痩せたということにはなりません。もちろん5キロ痩るということが目標の方もいると思います。
しかし、痩せるための行動をしていれば体重が増えたとしてもお腹が引き締まってきたり、顔周りがスッキリしてきたり、お尻が少しだけ小さくなったりと、変化はあらわれるものです。
先月までキツかったジーンズがすんなり履けるようになっているかもしれません。これはすごく嬉しいことですし、モチベーションアップにもつながりませんか?
何も変化がないと痩せることを諦め過食に走ってしまうことになるので、ボディチェックなどをし、体の変化を楽しむようにしてください。
行動していれば必ず結果として現れますので、自分を信じて取り組んでくださいね。
まとめ
ストレスで過食してしまうのは、あなたの意志の弱さではなく脳が糖分を欲しているためだとわかりましたね。
ストレスが溜まるほど我慢することは、体にも心にも良くないということです。上手にストレス発散ができれば、過食を防ぐことは出来るはずです。
また、普段の食事で偏ったものばかり食べていると、栄養不足となりお腹が空きやすくなります。「お腹が空いても食べちゃダメ!」と思わなければいけないところがまたストレスになりますよね。
野菜ばかり食べていたらお腹が空くのは当然ですし、痩せるために必要な栄養素が足りていませんので、きれいに痩せることができません。
ストレスは食欲を増進させてしまう作用もあるので、できるだけストレスを溜め込まないようにすることが大切です。
全然痩せてないと思わずに日々のカラダの変化を楽しむようにしてみてくださいね!