痩せるためには、基礎代謝をアップする必要があります。基礎代謝をアップさせるためには体を温めることが何より大切になってきます。
筋肉量を増やすことで代謝をアップさせることもできますが、今回は体を温めて代謝をアップさせる方法をお伝えします。
健康的な方の体温は、３６度後半～３７度と言われています。それよりも低いと代謝が悪く痩せにくくなりますし、生理不順の原因にもなってしまいます。
体温が１度上昇すると基礎代謝量は１３％アップすると言われるほど、体温と基礎代謝量には深い関係があります。
体温を上げるにはどうしたら良いのか、参考にしてみてくださいね。
Contents
体を温めるだけで痩せるって本当？
体を温めることで代謝が上がり、痩せやすい身体になるのです。体温が１度上昇すると代謝が１３％アップすると言われています。
代謝（基礎代謝）とは、日常生活をしているだけで消費するカロリーのことで、食事中や寝ているときにも消費しています。
この基礎代謝を上げることで運動したときの消費カロリーもアップするので、痩せやすい体質を手に入れることができます。
体が冷えているだけで痩せにくくなってしまうので、自分自身が冷え性かどうかをまずはチェックしてみましょう！
□生理痛がある
□平熱が３６．５度以下
□お通じが毎日ない
□トイレの回数が１日４回以下
□お尻を触るとひんやりする
□夕方になると足がむくんでだるい
□朝、顔色が悪い
□二の腕の外側にざらつきがある
□下腹部が冷たい
参考文献：Women’sHealth
上記の中で一つでも当てはまったら、身体が冷えているサインなのです。
３個以上であれば、体が冷え体の巡りが悪い状態になっている可能性があります。５個以上であれば、今すぐに生活を見直さないと、どんどん太りやすくなってしまうという体からのサインなので、注意してくださいね。
痩せやすい体質になるための平熱は、３６．６～３７度が良いと言われています。体温を上げるだけで上記のチェック項目のような症状が改善し、体重が数キロ減量したという方もいます。
それだけ体温を上げることは、体に良い影響をもたらすのです。
体を温めるためにやるべきこと
体を温める活動を温活と言ったりします。寒い時期になると生理痛がひどくなったり、眠りが浅くなって疲れが取れないというのは、身体が冷えているからです。
そんなときこそ、温活をするべきなのです！
そこで、身体を温める方法についていくつかご紹介していきます。どれも簡単に実践できて効果のあるものですので、体温を上げて痩せやすい身体を手に入れましょう！
寝起きに白湯を１杯飲む
人は寝ているときに汗をかいており、寝起きにコップ１杯の水を飲んだ方が良いというのは聞いたことがありませんか？起床時は軽い脱水状態なので寝起きには水分補給が必要となります。
このとき体温よりやや高い温度の白湯をコップ１杯ゆっくり飲むと、内臓が一気に温まって働きがよくなり、体温も上昇してきます。
朝ご飯を食べる時間がないときでも白湯を飲むようにしてみてください。通勤時に家から駅まで歩いただけで体はぽかぽか汗をかきますよ。
白湯がおすすめですが、初めは常温の水でも構いません。冷たい水を飲むことは絶対にやめてくださいね。体が冷えて悲しみます。
綿や絹素材の靴下で足を温める
足先の冷えが気になる人は、通気性のいい薄手の綿や絹素材の靴下を着用してみてください。
就寝時に着用する場合は、締めつけがきつくないタイプを選び、足指のツボを刺激する５本指ソックスも良いと思います。足先だけでなく、足首、ふくらはぎを温めることも大事ですよ。
私は靴下ではなくレッグウォーマーをして寝たりしています。首、手首、足首を温めるだけで体を冷えから守ってくれるので、”首”がつく部位は冷やさないようにしてみてくださいね。
冷えて寝つきが悪くなってしまうこともあるので、寝る前に湯たんぽでお布団の中を温めておくのもいいでしょう。
貼るカイロをおへその下に！
カイロで温めるダイエットをカイロダイエットと言います。おへその下あたり、下腹部に貼って体を温めるだけのとても簡単なダイエット方法です。
おへその下には丹田と呼ばれる部分があり、精気が集まり気力を充実させるところだと言われています。この部分を温めることで子宮も温まり、身体全体がぽかぽかとしてきます。
気を付けることは、低温火傷くらいでしょうか？下着の上から貼れば問題ありませんでした。
肩甲骨のあたりに貼ると、肩こり解消にもなります。特に寒くなってくると外に出てウォーキングやランニングをするのが辛くなると思うので、せめて貼るカイロで体を冷やさず代謝を落とさないようにしてくださいね。
おやつにはナッツやチーズ
ケーキやドーナッツなどの砂糖や粉類を多く含むおやつは、血糖値を急上昇させ、代謝を下げてしまう傾向にあります。
特に白砂糖は体を冷やす食材なので、糖分が必要だと感じたら黒砂糖を摂るようにしてください。
間食には、不足しがちなたんぱく質の補給になるナッツやチーズがおすすめです。小袋や個包装なら食べすぎ予防にもなりますし、ナッツには美容効果も含まれています。
そして、脂肪を最も吸収しにくい時間帯である１５時頃に間食をするのがいいですよ。
湯船に浸かる
湯船に浸かることは体を温めるだけでなく、疲労回復にも役立ちます。体を温めることで代謝が上がり、血行がＵＰします。そのため、肌ツヤもよくなり、肩こり解消にも役立ちます。
４１～４２度の湯に５分つかって５分出る反復浴を行うのがおすすめです。血管が収縮して体がしんから温まり、代謝がより活発になりますよ。
わたしは、湯船に浸かるようになり、体に溜まった老廃物が流れやすくなったので、他に何もしていませんが「痩せたね！」と言われるようになりました！
寝る前にお風呂に入ることで、身体が温まっているので入眠しやすくなります。
飲み物にショウガをプラスする
温かい飲みものにショウガをプラスするだけでの方法です。ショウガは体を温める効果があるので、代謝がアップに役立ちます。
職場でお茶や紅茶、ランチにお味噌汁を飲む際に、毎回チューブのショウガをプラスしていたら、それだけで３か月で１５キロ程痩せた女性がいました。数か月でかなりの減量に成功していました。
ショウガを擦らなくてもチューブであれば職場でも使えますよね。ショウガ紅茶もあるぐらいなので、ショウガは何にでも合います。わたしもお味噌汁にショウガを入れますが、お味噌汁を飲み終わったころには身体がぽかぽかしています。
あとは、白湯にいれたりもします。少し甘くしたい方は、白湯にショウガと蜂蜜を入れるのもおすすめですよ♡
ぜひ飲み物にショウガをプラスしてみてくださいね！
まとめ
体を温めることは、良いことばかりだということがわかりましたか？体温が１度上昇すれば基礎代謝は１３％アップするので、それだけでカラダは痩せやすくなります。
痩せやすい身体かどうかは、基礎代謝量で決まります。基礎代謝をいかに上げるかが痩せやすい身体になるかの決め手になるのです。
今回ご紹介したのは、貼るカイロやショウガドリンクなどと苦にならずに取り組めるものばかりです。
日常生活に少しプラスすればいいだけなので、今日から取り組んでみるようにしてみてください。
出来そう！だと思ったことから少しずつやっていくことが成功への近道です。明日からではなく、今日からです！
