痩せる順番を知れば効率よくダイエットできる!男性の内臓脂肪撃退法!

ダイエットを始めるきっかけは、単純に体重を落としたい人、腹回りや顔回りなど部分的に痩せたいという人など理由は様々だと思います。

しかし、運動をしても思うように脂肪が落ちなかったり、「腕は痩せた気がするけど肝心のお腹は変化なし」と感じている方もいることでしょう。

なぜそのようなことが起こるかというと、脂肪には燃焼する順番というものがあるからなのです。

特にお腹周りや顔まわりは痩せにくい部分となっています。

そこで、脂肪が落ちやすい順位や脂肪の落とし方に詳しく解説していきますので、しっかり頭に入れてくださいね!

女性よりも男性は脂肪が落ちやすい

脂肪が落ちやすいということは、痩せやすいということでもあります。男性は女性よりも脂肪を落としやすい体質なのです。

なぜなら、男性はお腹まわりに内臓脂肪がつきやすく、女性は下腹部や腰まわり、太ももなどに皮下脂肪がつきやすいと言われており、皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が燃焼させやすいからなのです。

男性の肥満は「リンゴ型」、女性の肥満は「洋ナシ型」のように脂肪の付き方を表現されるのを見聞きしたことがあると思います。

つまり、男性は女性に比べて比較的簡単に脂肪を減らすことができ、最もつきやすいお腹の脂肪は最も落としやすい脂肪でもあるのです。

ということで、日常生活にプランクやスクワットのような筋トレを取り入れてみてください。プランクは1日たったの1分で30日後には、スッキリしたお腹を手に入れることができているはずです。

お腹まわりがスッキリしたことで、自信が持てるようになったり、女性にモテ始める、責任ある仕事を任されるようになる、周囲からの信頼度が増す、といったプラスの効果も得ることができるのです。

痩せるメカニズム(脂肪の落とし方)

全身に脂肪があるにも関わらず、痩せていく(≒脂肪が落ちていく)順番というのはあります。

痩せるために食事制限や運動をすると思いますが、実は、生命の維持活動を妨げるような部分の脂肪が先に燃焼して、それ以外の脂肪部分は後から燃焼する、という順番になっているのです。

ここからは、脂肪の種類や脂肪が落ちる順番について解説していきます。

脂肪の種類とは?

先ほども出てきたように、体脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。いわゆる「つまめる」脂肪を皮下脂肪と言い、女性は妊娠・出産があるため、男性よりも皮下脂肪が多くつくようになっています。

皮下脂肪

皮膚のすぐ下の内側にある脂肪のことで、見た目にわかりやすく、男性よりも女性に多くつきます。特にお尻や太ももにつきやすいとされています。

皮下脂肪には、長期的な備蓄エネルギーや外の寒さから体温を守る働きも備わっているため、一回ついてしまうとなかなか落とすのが難しい脂肪です。

落としやすい内臓脂肪とは違い、落としにくいのが皮下脂肪なのです。

内臓脂肪

お腹まわりの筋肉(腹筋)と内臓の間につく脂肪のことを内臓脂肪と呼びます。

内臓脂肪は、衝撃から内臓など体を守る働きに加え、一時的な脂肪の貯蓄を行う働きが備わっており、皮下脂肪に比べてつきやすく、落としやすいのが特徴です。

女性よりも男性に蓄積しやすく、見た目にもわかりずらい、加齢と共にさらに蓄積しやすくなるという特徴があります。

一見太って見えないので肥満に気づきにくいことがありますが、過剰に蓄積すると生活習慣病や動脈硬化、脳卒中の原因にもなってしまいます。

内臓脂肪をチェックする方法として、

ウエスト(cm)÷ 身長(cm)=0.5以上 だと内臓脂肪型肥満の可能性が高いということになります。

脂肪が落ちる順番とは?

次に、脂肪が落ちる順番についてご紹介していきます。

脂肪は、基本的に内臓脂肪→皮下脂肪の順番で落ちていきます。

また、脂肪は身体への衝撃から内臓を守る役割があり、内臓に近い場所ほど脂肪がつきやすく、脂肪が落ちにくいようになっています。

そのため、胃や腸、肝臓、腎臓といった内臓が集中しているお腹周りや、脳がある頭周辺の脂肪はなかなか落ちにくいということになります。

  1. 心臓肝臓などから遠い部位(手首・足首・ふくらはぎ、二の腕)
  2. 内臓脂肪がつきやすい部位(お腹)
  3. 皮下脂肪がつきやすい部位(胸、お腹、お尻、太もも)

上記の順番で痩せていくというわけです。

内臓脂肪を落とす方法

痩せる(≒脂肪を落とす)ためには、摂取カロリー<消費カロリーになればいいということになります。

というのも、内臓脂肪は栄養分の蓄えなのでエネルギーを摂取しなければ、内臓脂肪はつかないからです。

しかし、食事を摂らないダイエットは続きませんし、脳に栄養がいかなければ仕事で最高のパフォーマンスを発揮することはできません。

というわけで、バランスの良い食事、適度な運動を行い、摂取カロリーを抑えながら消費カロリーを増やせば良いということになります。

運動編

お腹やお尻まわりの筋肉を落とすためには有酸素運動が効果的です。有酸素運動には脂肪を燃焼させる働きがあるからです。

有酸素運動とは、ウォーキングやランニング、水泳などです。脂肪燃焼が始まるのは、有酸素運動を始めてから20分後と言われているので、最低でも20分間は続けるようにしてみてください。

有酸素運動に無酸素運動である筋トレをプラスすることで、内臓脂肪を効果的に燃焼させることができます。

というのも、筋トレをすることで筋肉がつき基礎代謝がアップするからです。代謝がアップするということは、脂肪が燃焼されやすくなるということを意味しており、勝手に痩せていく体質になっていくのです。

ぜひ、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせてトレーニングをしてみてください。

男性におすすめしたい筋トレについては、30代男性が痩せないのは運動不足?女性にモテる体を手に入れそう!を参考にしてみてください。

食事編

内臓脂肪を減らすためには、食事管理も大切になってきます。摂取カロリーを抑えたいからと、偏った食事では思うように痩せることができません。

食事の中でも炭水化物に含まれる糖は、摂取し過ぎると内臓脂肪として蓄積される特性があるため、控えた方が良いかもしれません。

飲み会後に食べるラーメンは、ぜったいにやめてくださいね!(特に深夜のラーメンはアウトです( ;∀;))

深夜のラーメンは極端な例ですが、炭水化物は脳の働きを活性化する役目も担っているため、完全に抜く必要はありません。

手軽に食べれる炭水化物類(おにぎり、パン、ラーメン、チャーハン、うどんなど)を多く摂取している食生活になっていたら、筋肉の源となるタンパク質を多く食べるようにしてみてください。

筋トレ後は筋肉が傷ついている状態なので、タンパク質を摂取することで筋肉を修復し、筋肉つくるのサポートをしてくれます。

まとめ

体重がこれ以上減らない

ダイエットをする男性に向けて痩せる順番についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

部分痩せを望んでいたかもしれませんが、身体には痩せやすい部位と痩せにくい部位があるので、難しいかもしれません。

多くの男性がお腹のお肉を落としたいと思っているのではないでしょうか。内臓脂肪は少し運動すれば落ちていきますので、諦めずに取り組んでみてくださいね。

まずは、ご自身の生活スタイルで改善できるところがあれば見直すようにしてみてください。

どうしても痩せられない場合は、専門家にお願いしてみるのもいいかもしれません。